やっぱり君なんだよ



「あ、あの…」

「あ?何なんだよ、早くしろよ。」

「塾に通いたいです!塾に通ってもっといい学校を受けたいです!!一生懸命勉強するし絶対に受かってみせ…っ」

 ーーバシンッッ

言い切る前に頬をぶたれキッと父の目を睨む

負けないから…!!

「お願いします!!!お父さん!」 

「…っちっ、お前の成績で何言ってんのかわかってんのか!!無駄金払いたくねぇんだよ!」

「絶対に、ぜぇ〜ったいに無駄にしませんからぁ!」

「あーあー、うるせぇ勝手にしろよ…」

「!ありがとうございます!!」