その時、桃ウサギは、十六夜のいった方向にいって、さがしていた。
「十六夜さーん!」
返事が無かった、その時
バシャーン
!?
「何ですか?いまの」
そう言って、音のする方に向かうと、
「十六夜さん?」
「ん?おう、桃ウサギ!髪色が変わっていか?」
「はっはい、こっこれは、水神ですよ、まさか、戦っていませんよね。」
「戦っているぜ」
「えっ!?私も手伝います!」
その時、十六夜は、桃ウサギを本気で睨んだ。
桃ウサギは、言葉を失った。
「これはな、あいつがうって、俺がかった喧嘩だ!手出しすんな!」
「で、でも」
「あぁ?」
「分かりました。」
「話はすんだか?」
「ああ、こい」
そう言うと、水神は、滝の様な水の雨を十六夜の上に流した。