それには、全部山中雄輔が
関係していて

話している途中に
私の鍵のありかとか…
私の家は何回だとか…

彼氏にも言ってないのに
山中雄輔が分かるはずも無い情報を知っていた。

当然、私は怖くて
こんな事誰にも相談できなくて

だから、
山中雄輔を避けることしか出来なかった。


今思えば、先生や友達、裕二君に相談していれば良かったのかもしれない。

でも、その時の幼い私にはそんな事
予想もつかなかったし
怖くて頭が働かなかったの。