スーツの王子様~episodeZERO~

わははははははははははは


あははははははは


私は怖くなった。


「 響月ちゃん。あの害虫の所に行きたいの?だったら連れていってあげるよアハハハハ…」


え。


何かがおかしい。


手錠や足枷をしていた奴が
そう簡単に逃がすわけがない。


山中雄輔は

キチガイのように笑いながら薄気味悪い部屋を出て行った。


鍵をしめて…