まぁそりゃ、あれだけかっこよかったら、一緒にいただけで嫉妬もされるのか… 「…仕方ありませんね。今後、このようなことはないように。」 先生は、ため息をつきながらも許してくれた。 …なんだ、やっぱり優しい先生なんだ!! 私は緊張を解き、引きかけていたイスに腰かけた。 すると前の席の女の子が振り返ってきて、危なかったね、と微笑みかけてくれた。 メガネをかけた優しそうな子。 …仲良くなれそうな気がした。