チュンチュンチュンッ………


『…っん、鳥……?』

 

 あ、昨日そのまま
 春斗のとこ行って眠ってしまったんだ。



『あ、起きた~?小春!』


『うぉぉぉぉぁぁぉぉおぇ!?』



 私はさっきまであった眠気がさめて
今目の前にいる春斗にビックリしています。



『もー、小春、ビックリしすぎだよ~』



『そりゃ、春斗が私の部屋にいたらビックリするよ!てか、なんでいんの?!』

 

 嬉しいけど、ビックリするに決まってる。



『小春に会いたくて待ちきれなかった!』



 カアァッ…… 

 まただ。顔が赤くなるのがわかる。
 え、まさか、私春斗に恋してる??
 


『小春ー?だめだったー?俺いたらだめ?』



『ぬぁっ!えっ!いいよ!いていいよ!』  


 やばい、春斗の顔がみれない……



『そう?ありがと!』

 
『う、うんっ!』



 いけない、春斗の話がまったく
 入ってこなかった……。
 それよりも、起きなきゃ!

 歯磨きや洗顔を済ました私は
 リビングでテレビをみている
 春斗の所へ行った。



『春斗、何しに来たのさー。』



『え?テレビみに来たんだよー!今日面白いのがやってるんだもん。俺んち、テレビストップされててさ、観れないんだよね~』


 え、それただの電気泥棒……。笑
 んまいっか!



『ねね、小春!今日さ、文房具とか買いにいかね?』


『文房具?』



『うん!俺ら後、三日後中学生だろ?だから、今のうち揃えておこうぜ!』



楽しそうだなあ、
ん?これって、
世の中で言えばデーーート!?



『い、いきます!いきましょう!ぜひとも!』


プハッ!


春斗が吹き出した。



『なんでそんなに、行く気満々なんだよー!笑』


『それは、、楽しみだからです、?』


 やばい、気がおかしくなりそう。



『なんで疑問系?ま、いいや、じゃあ小春準備して早速行くぞ~!』



『はーい!』



『んじゃあ、俺は下で待ってるから早く降りてこいよ~!』



『わかった~』




 パタンッ……

 春斗が帰ると、
 やってきました。

 胸の鼓動が!!!!

 ぁぁあ、どうしよう。
 これ、絶対デートだよね?
 はぁぁぁあ。

 んはは、。。

 楽しもっか。ね?



『ってか、何着ていこう!!!?』