「彩音、おめでと」

「ルキ兄・・・」

「おめでとう、驚かされてばかりだな」

「あっ、みずきねぇちゃん」

だって少しお腹が大きい。

「今、6ヶ月に入った。だが、斗真もらしいな」

「うん、驚くよね」

「あぁ。竜と幸せになれよ」

こんな挨拶が続いた。

「俺、お酌してくる」

「うん。いってらっしゃい」

竜を見送った。