今回、企画した永遠兄と雷さんに感謝だな。

きっと俺は式を挙げるなど考えなかったと思う。

「それから竜。」

「はい。」

「もう俺達の事は、名前じゃなくお父さんお母さんって呼べ・・・。

俺のもう息子だからな」

「・・・っ・・・」

その瞬間、涙が零れた。

永遠兄も斗真も頷いた。

「私もママって呼ばれる方が多いから“お母さん”は嬉しいわ。

永遠も斗真は“お袋”だし・・・。」