やっとやっと、叔父さんが動いた。

彩音も毎日、毎日、気にしていた。

斗輝さんとお風呂に入ってる間、爺ちゃんは花ねぇちゃんの親に報告すると喜んでくれたらしい。

「花も大人だから、自分で決めたのならいいって言ってくれた。

すべて、こちらに任せると・・・。

仕事は続けるのだろう?」

「うん、望お兄ちゃんが、続けていいって。

私も続けたいです。夜勤の日はあるけど・・・」

「いいわよ。今までと変わらないんですもの」