「でも、その人は、私を妹にしか思ってないよ。

ずっと傍にいたけど・・・

でも、その人の事、ケガさせたし、傍にいるだけで幸せだから・・・」

「・・・それって、俺の事だよね・・・花」

すると恥ずかしそうに頷いた。

「なぁ、花。ずっと、俺の傍にいないか?

バツイチで子供だって3人いるけど・・・」

「ほ、ほんとにいいの?お兄ちゃん」

「あぁ、俺をずっと支えてくれたのは、花だから・・・。

桜の事で辛い思いさせてごめん。花は花の仕事してくれて構わないから・・・。

恵の学校行事にも行ってやってくれないか?」