家に帰ればすでにみんなが帰宅していて、爺ちゃんや婆ちゃんは自分の部屋。

リビングは親父だけ。

親父は必ず、俺と吹雪を待ってくれている。

「「ただいま」」

「おかえり。夕食は食えば温めて食べればいい」

「あぁ」

俺はキッチンに行き、温めて食べる用意する。

その間に吹雪に先に風呂に入らせるんだ。

「恵は寝たのか?」

「どうだろうな。皆が帰ると部屋に行ったからな」