朝から炭を起こしてくると続々とやって来た。

『迅さん』と響達も慕っている。

「俺も手伝うよ」

「迅、まだ、ルナと一緒になれねぇのか?」

「たぶん、言ってるだろうから言うけど、ルナも妊娠したんだ。

それで、来月、祝言を挙げるから呼ぶな」

「「マジ?」」

斗真と俺はかさなった。

響達は驚いて声もでねぇようだ。

「今何か月なんだ?」

「4か月。やっと悪阻が終わったんだよ」