「いいって言ってるから、本社にいない永遠に伝えに来た」

「ふうん。まぁいいが・・・竜はいつから・・・」

「俺は通信制を選びます。たまには実習とかあれば休みますけど・・・」

「それが竜が出した結論か?」

「はい。いくら、実の親が残してくれたと言っても使わず、施設の役に立てたいし、それに入籍したんだし、学生だけの身分ではいられませんから・・・」

「しっかりしてんな・・・竜。いくらあったんだ?」

「永遠兄、保険金の額は、2人で約一億です。」

「育った施設にも使えるが、手っ取り早く2年学校に行けよ。

忙しい時に入ってくれたらいいから・・・。

彩音が頑張って働くさっ・・・なぁ、彩音。」