早速、家に戻るとお袋に伝えた。

「・・・そう、そんなことになったのねぇ。

まぁ、ここに戻る気がないのなら仕方ないわね。

弁護士さんが上手くしてくれるでしょうね」

親父、兄貴、俺、お袋、萌佳ねぇさんだけで、話した。

「響や吹雪はこの事は伝える。恵はまだ小さいから決まってから言えばいい」

「そうね。」

親だけが決めて、俺達は何も言えなかった。

響と吹雪に伝えると『わかった』とあっさりとしてた。