「俺は伯父さんのようになりたいから、総長になった。

親父やじいじ、ばぁばが応援してくれて嬉しいけど、竜さんや伯父さんにあたってほしくわねぇ。

お袋は花ねぇに対しても冷たいし、何がしたいんだ?」

「わ、私は・・・」

「親父が、お袋を選んだかはしらないけど・・・」

お祝いの場が修羅場かした。

「私は、叔母さんより、花ねぇが好きだし・・・」

・・・皆が黙ると『俺のせいで、ごめんな』って謝った。

「きっと、俺がこんな身体にならなきゃ、起きなかったと思う。

でも、俺は、花がいたから前に進んだし、桜にも必要だと思った。

でも、桜は花の存在が邪魔だったんだ・・・。

家中が花で来たから。