「斗真、名前は?」

「夏に生まれたから"夏(なつ)”にした」

斗真の腕からパパ、お爺ちゃんに夏ちゃんを渡した。

爺ちゃんも『次は彩音だな』と言うので頷いた。皆に夏ちゃんが回り抱かれて斗真に戻るとママが『斗輝、あまり、飲まないでよ』と言うので笑いが起こった。

帰りはまりかねぇちゃんとママが運転する。

私も免許は取ったけど、妊娠中はダメって言われて・・・。

竜はずっと響や吹雪と話している。

恵ちゃんはらむちゃんや赤ちゃんの夏ちゃんが気になる様子。

桜叔母さんは響や吹雪をずっと見ている。

パパと叔父さん永遠兄は仕事に関する話中で・・・。小さなため息をついた。