「まぁまぁ、竜、座れ」

「はい。爺ちゃん」

パパは叔父ちゃんを車椅子から降ろしていた。

「竜、あまり無茶はしないようにな」

「あっ、はい」

「よし、今日は斗真とあかりちゃんの出産祝いと竜の退院祝いだ」

皆で乾杯をしてると『ただいま』と響と吹雪も帰宅。

「遅いわよ・・・二人とも」

「まぁまぁ、桜、小言はやめなさい」