夕方、帰宅した皆でお爺ちゃんの家に向かった。

「お邪魔しまーす」

「いらっしゃい」

お婆ちゃんが出迎えてくれた。

「響と吹雪はまだだけどね。皆揃っているわよ」

皆で食べれるように和室に夕食が並んでいる。

うわぁ、美味しそう。

「皆さん、心配かけてすみませんでした」

竜が突然、謝った。