「斗真、しっかりしなさい」

痛がるあかりちゃんの世話をしながら、ママが叱って―――

真夜中になり、パパが病院に連絡して

「連れて来いだと・・・萌佳」

「竜、永遠、車の準備」

「はい」

「あぁ」

2人が出て行き、『斗真、行くぞ』とパパがあかりちゃんを抱き上げた。

ママも部屋で着替えて戻った。