「永遠兄、お祝い弾んでくれよ・・・俺と竜兄の!」

「はぁ?そこは親父に言えよ・・・斗真」

「はっ、俺か?俺よりも爺さんに言え」

「「そこは、親父だろ!?」」

会話についていけねぇよ・・・俺。

でも、俺はこの家族のおかげで幸せだって思える。

実は結婚式の費用は皆、お父さんが払ってくれた。

皆からいただいたご祝儀は俺と彩音にくれたんだ。

その金で用意できるわけで・・・。

「あの、ご祝儀があるんで、俺は大丈夫かと・・・」