今はもう、あやめちゃんの学校の授業参観があっている時間帯。何度か槇島さんに電話を掛けて、社長の動向を確認しようと思ったけど、繋がる前にぶちっと切られてしまう。これは、まだ家具をあさっている証拠だ。
あやめちゃん、社長が来るのを最後まで待ってるかもしれない。
来ても来なくてもどっちでもいいなんて言いながら、期待をして、まだかまだかと何度も教室の後ろを振り返っているかもしれない。
社長とあやめちゃんの2人の約束に私が介入するのは出過ぎた真似なんだけど、やっぱり社長には学校に行って欲しい。
ここで、私が諦めちゃ駄目だ。
私は再び電話を手に取った。
あやめちゃん、社長が来るのを最後まで待ってるかもしれない。
来ても来なくてもどっちでもいいなんて言いながら、期待をして、まだかまだかと何度も教室の後ろを振り返っているかもしれない。
社長とあやめちゃんの2人の約束に私が介入するのは出過ぎた真似なんだけど、やっぱり社長には学校に行って欲しい。
ここで、私が諦めちゃ駄目だ。
私は再び電話を手に取った。



