第二秘書は恋に盲目

「以上だ。
何か質問は?」

「私がいない間、あやめちゃんどうするんですか?」

「1人で勉強だ。
大人が見てないからって手を抜くような事もしないだろう」

「そうですか」

まだ仕事があるんだろう。
槇島さんは無駄話は一切無しで帰っていった。

あやめちゃん、1人で勉強するのか…。
それを想像すると、なんだか寂しい気持ちになる。
でもこの体じゃホテルまで行くのも無理そうだしな…。

するとちょうどあやめちゃんから電話がかかってきた。