第二秘書は恋に盲目

私に気がついた須藤先生は、なんでいるんだ、と言いたそうな顔をしてる。

うんざりとした後、高校生二人と話し、さらに一緒にいた白衣の人とも話をしている。真剣な顔をしてるから、ここで会話に加わるべきではないことくらいわかる。それくらいの空気は読めないと。

そして暫く会話した後、須藤先生は中に戻ろうと歩き出した。

こっちに来ない。

…あれ?これって無視されてんじゃないの?
追いかけないと!

私はダッシュで須藤先生の後を追って、廊下の途中でなんとか白衣を掴んだ。

「ちょっと!
気づいたのにどうして戻っちゃうのよ!」

そのお陰で八田先生をまくことができたんだけど…。