仕事も一段落して秘書室に戻った私は、あんまり絵美さんと顔は似てないのかな、なんて思いながら槇島さんを観察してた。
「なんだ、さっきから」
あ、気付いてたんだ。
「いやー、絵美さんって槇島さんのお姉さんだったんですね。
何と言うか、意外です」
「似てないってか?
俺は幼い頃から姉に虐げられてきたんだ。同じようには育たねーし、育ちたくもねぇよ」
「あはは、大変な幼少期をお過ごしだったようですね。
だけど、物事の要点を的確に捉えられる所とか、ハッキリ物を言う所なんかは似てると思います。
そこから私は学ぶこともあれば、気づきたくなかったことに気づかされることもあるんですけど…」
絵美さんに限っては、できれば気づいても言わないようにしていただきたい。否定するのに凄く体力を使うんだから。
「なんだ、さっきから」
あ、気付いてたんだ。
「いやー、絵美さんって槇島さんのお姉さんだったんですね。
何と言うか、意外です」
「似てないってか?
俺は幼い頃から姉に虐げられてきたんだ。同じようには育たねーし、育ちたくもねぇよ」
「あはは、大変な幼少期をお過ごしだったようですね。
だけど、物事の要点を的確に捉えられる所とか、ハッキリ物を言う所なんかは似てると思います。
そこから私は学ぶこともあれば、気づきたくなかったことに気づかされることもあるんですけど…」
絵美さんに限っては、できれば気づいても言わないようにしていただきたい。否定するのに凄く体力を使うんだから。



