第二秘書は恋に盲目

「おやおや?誰か思い浮かんだようね」

「ち、違います!ないないない、絶対ない!」

「あはは!顔真っ赤よ!
そこまで否定しなくてもいいんじゃない?
ここで思い浮かぶってことは、確実に他の男性とは何かが違って見えてるってことなんだから」

「いや、だけどそれは、色々とハプニングが重なったからで」

そう。
ハプニング続きで関わりを持つようになったってだけで、それがなかったらただの医者と患者の関係で、そう会うことも無かったはず。

「何言ってるの!ハプニングがないと恋は動き出さないわよ!
むしろ、ハプニングという運命が2人を引き合わせたと言っても良いんじゃないのかしら?」

「まさか…」

まずい。このままだと本当に私が孝宏さんを…、す、す、好き…、みたいになってしまう。
しかも、その思いが正当化されてしまう。