「槇島さん、もうすぐいらっしゃる空間デザイナーって誰なんですか?
どんな方ですか?」
そう質問すると、パソコンを打っていた手を止め眼鏡をクイッと持ち上げた。
「絵美という名前で活動している女性だ。年齢は33歳。
社長が新しい家具で部屋を作る度に彼女を呼ぶから、腕は確かなんだろうが…、変態だ。気を付けろ」
「変態ですか?
それはどういう…」
詳しく聞こうとした矢先にフロントから着信があった。噂の絵美さんが到着したと。
下で待っているのかと思ったら、家具の置いてある部屋はわかるからと、先に行ってしまったらしい。
案内役の私の立場は…。
なんて落ち込んでる暇もなく、私も急いでその部屋まで向かう。
どんな方ですか?」
そう質問すると、パソコンを打っていた手を止め眼鏡をクイッと持ち上げた。
「絵美という名前で活動している女性だ。年齢は33歳。
社長が新しい家具で部屋を作る度に彼女を呼ぶから、腕は確かなんだろうが…、変態だ。気を付けろ」
「変態ですか?
それはどういう…」
詳しく聞こうとした矢先にフロントから着信があった。噂の絵美さんが到着したと。
下で待っているのかと思ったら、家具の置いてある部屋はわかるからと、先に行ってしまったらしい。
案内役の私の立場は…。
なんて落ち込んでる暇もなく、私も急いでその部屋まで向かう。



