「美柑かえろ?」

「んも~―――ッ」

なんでいつも君は余裕なんだろう
ずるいよ…
でも、遥の言葉で
一喜一憂して結構単純なのかも。

「みかーん」

私がいろいろ考えてると遥が後ろからぎゅって。
きた!遥の甘えモードだ。

「なーに」

「んーん」

遥はかわいいな~。
彼女の私よりかわいいのかも… 
いや、絶対遥のほうが可愛いよ~…

「いや、美柑のが絶対可愛いから。この無自 覚。」

「えっ?なんで!?無自覚!?えっ?」

「ふっ。思いっきり口に出てるから」

あ、わ、わたしでてたっ///
遥は隣でふって鼻で笑って私の頭をぽんぽんした。