隣の席の矢野くん。



「っ」


素直に綺麗だと思った。


目が離せなくて、守ってあげたいと思った。


だから、小細工してでも彼女に近付きたかった。


それからは、彼女の一つ一つの仕草がとても可愛く思えた。


好きな番組を話す時の楽しそうな顔。


好きな卵焼きを食べた時の幸せそうな顔。


もっと、近くで見てみたかった。