桜華の如く~桜散れども~

はい…完敗です…

あれから何とか頑張って自分で着たものの、帯はぐちゃぐちゃ、着物は飛び 

出る…結局着れませんでした…

「で、それどうするの?…クスクス…」

いつまで笑ってんだよ!!

「とりあえず、着せてくれません?」

「えー、どうしよっかなあ?」

え…何その反応。まあでもここは…

「お願いします。いいでしょ?」

「わかったよ。しょうがないなあ。」

沖田さんは嫌々ながらもそう言うと、きちんと着付けてくれた。

「ありがとうございます。」