そんな昔のこと思い出しながら 翔太の背中をみつめていると 「なんで泣きそうな顔してるの?」 ゲームを一通りおえたしょうたが こっちをみつめてきた 「な、泣きそうな顔なんてしてないよ!」 顔の前で手をふってみせた 不器用な私の嘘にだまされることなく 「うそつき」