「で、私の家に逃げたわけね?」
持っていた合鍵で裏庭からこっそり入って、ユリの部屋に駆け込んだ。
突然の訪問でも驚いた様子を見せずに部屋に入れてくれた。
………警戒心ねぇよな、昔っから。
「運がいいよね、玲央。今日はお父様たちがいなくて私だけだから、からかわれずに済んだね。」
「ああ。大体兄貴たちが悪いんだぞ?いきなり………。」
ユリの部屋のソファーを占領して愚痴る俺を横目に紅茶を用意してくれた。
「顔が赤いってことは………見たんだね?」
「………は?何を!?」
腰に手を当ててニヤニヤしながら俺に顔を近づけてきた。
……今日のユリの服、露出しすぎてねぇか……?
志穂と真理亜様を見たせいで、ユリが余計色っぽく見える。
「………お姉様のお胸のサイズ、1年前はFだって。」
耳元でそう呟かれた俺は一気に顔が赤くなってしまった。
「ふふっ………驚きすぎだって!!分かりやすくて面白い。」
「お、お前な………!!性格悪いぞ!」
腹を抱えて大笑いしているユリを見ていると、ますます俺のプライドが音を立てて崩れていくような気がした。
「失礼ね、玲央が欲求不満なのが悪いんでしょ!?」
「お前、いい加減にしろ。」
俺はとっさにユリの右腕をつかんで、ソファーに押し倒してしまった。
持っていた合鍵で裏庭からこっそり入って、ユリの部屋に駆け込んだ。
突然の訪問でも驚いた様子を見せずに部屋に入れてくれた。
………警戒心ねぇよな、昔っから。
「運がいいよね、玲央。今日はお父様たちがいなくて私だけだから、からかわれずに済んだね。」
「ああ。大体兄貴たちが悪いんだぞ?いきなり………。」
ユリの部屋のソファーを占領して愚痴る俺を横目に紅茶を用意してくれた。
「顔が赤いってことは………見たんだね?」
「………は?何を!?」
腰に手を当ててニヤニヤしながら俺に顔を近づけてきた。
……今日のユリの服、露出しすぎてねぇか……?
志穂と真理亜様を見たせいで、ユリが余計色っぽく見える。
「………お姉様のお胸のサイズ、1年前はFだって。」
耳元でそう呟かれた俺は一気に顔が赤くなってしまった。
「ふふっ………驚きすぎだって!!分かりやすくて面白い。」
「お、お前な………!!性格悪いぞ!」
腹を抱えて大笑いしているユリを見ていると、ますます俺のプライドが音を立てて崩れていくような気がした。
「失礼ね、玲央が欲求不満なのが悪いんでしょ!?」
「お前、いい加減にしろ。」
俺はとっさにユリの右腕をつかんで、ソファーに押し倒してしまった。

