「ここのコンタクトね、愛用者多いんだよ~!」


腕を引っ張られるがまま、ついてきた先は、コンタクトレンズのショップ。

お金が無いことに気づき、なぜかお母さんを呼ぶはめに。

二つ返事で了承を頂いて、即コンタクトを作った。


「じゃあ、そのままスタジオおいで!メイクもしたげる!ね?」

「え、でも……」


私が戸惑ってると、お母さんに怒鳴られた。


「行ってきなさいよ!こんなチャンス、無いんだから!」


ミーハーなお母さんは、すっかり興奮しちゃってる。

そんなこんなで、なぜかスタジオにまでお邪魔することに。