翌日、朝海ちゃんから来たメッセージには、午後からなら会える、とのことだった。

午前中はお土産とかを探して、適当に時間を潰すことにした。


「じゃあ、那留と光輝はここにいんの?」

「おー」


橘くんは何も答えなかったけど、険しい顔でスマホをいじっていた。


「そっか、じゃあ行ってきまーす!」