「てことはだよ!美雪さんも来てる?!」

「いるよいるよ~」


穂花ちゃんの頬がとたんに上気し始めた。

それだけ、憧れの存在がいるって嬉しいんだろう。


「明日なら空いてるみたいだったから、聞いておこうか?」

「お願いします!!実湖も行く?」

「あ、会ってみたい…」

「じゃあ2人ね!」


朝海ちゃんは大きく手を振って駆けていった。