「ほーら!」 穂花ちゃんに無理矢理ぐいっと前に出されて、よろめきながら俯いた。 そもそも、モデルとして身体を作ってきた穂花ちゃんと並ぶなんて、いくら太ってないからといって恥ずかしすぎる。 「え、なんで隠れてたの?可愛いじゃん」 那留くんの言葉に、へ?と思わず顔を上げてしまった。