「どれにする?たまには実湖選べば??」 穂花ちゃんの言葉に恐る恐る、ハンガーにかかっている水着たちへ一歩進めた。 途端に見ている景色が輝きを帯びてきて、信じられないくらいキラキラして見える。 「そうだ!私のぶんも選んで!実湖!」 「えっ?」 穂花ちゃんの発言に驚いたものの、キラキラの世界にはかわりなかった。