そんなある日

君はケシゴムの時みたいに

私の机に近づいてきて

今度は鉛筆をおいた。


その鉛筆には男の子が書いてあって……。


(どーしたんだろう?)


と思いつつ


「この鉛筆……。どーしたの?」

って聞いた。


そしたら

「俺のだけど………
いらねーから使えよ」

って君はそういった。


だが。

いや、私もいらねーよ!


って自分の心につっこみをいれた私。


だけど



大好きな君からもらった物。

それはどんな物だって

私の宝物になるんだよ。