結果から言うと、
お父さんは、「早すぎないか」と颯斗をにらんで、口をへの字にしたけど、
少ししてから
「服は何色がいいんだ。」
から始まって、なにかと声をかけてきたので、
私は思わず笑ってしまった。
「今日は本当におめでたいね。」
にっこり笑うお母さんに、思わず抱きついた。
「今まで育ててくれてありがとう…。」
「産まれてきてくれてありがとう、和葉。」
「お母さん…」
また涙がぽたぽた落ちて、颯斗さんがぬぐう。
幸せな幸せな結婚式だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…