今日は、高校始まっての、始めての休み。
この一週間、恋夏は、ひどい目にあった。
クラスのみんなは、真面目に話を聞いてくれたけれど、
次の瞬間には、喧嘩が始まった。
恋夏は、一歩さがり、丸くなって、震えていた。
けれど、いいこともあった。
そんな恋夏の様子を見た、
景、塁、京、亭の四人が、
その、喧嘩を、止めてくれた。
その後、たんたんと進んだ、話し合い。
恋夏は、少しだけ、四人に心を開いた。
(この人たちなら、信頼できるだろう、、)
と、恋夏は、少しだけだけど、思ってしまった。
今、恋夏は、駅にいる。
これから四人と、もちつき大会の
持ち料理をどうするかと、話し合うのだ。
恋夏の家で、、、
もちろん恋夏は、反対した。
でも、京がうるんだ目で見つめてきて、
子犬見たいで、つい、「わかった」
と、 答えてしまった。
「よう、恋夏ちゃん♪」
亭は行きなり、恋夏に抱き付いた。
恋夏はまたもや、だれにも聞こえない
悲鳴をあげた。
「だめだろう、亭。
恋夏ちゃんは、男が苦手なんだから」
笑顔で来た塁は、恋夏えお、亭から奪うように、
手を引いた。
今度は、悲鳴どころか、
脳内が、悲鳴をあげていた。
「おいおい、そういってるお前の方が、
恋夏を、困らせてるぞ」
景は、恋夏に触れることなく、
塁から恋夏を助けた。
「あ、ありがとう」
恋夏は、小さな声で、景にお礼を言った。
「早く、行こうよ、、、」
いつのまにか現れた京は、
すごく、不機嫌だった。
まぁ、やっとのことで、恋夏の家についた、五人。
早速五人は、意見を出しあった。