月の丘

私は、この先この学園の関連で、生きていかなくてはならないという事は無い……


だから、自由なのだ……


そこは、正直うれしいと心から思える……


勉強漬けの生活……屋上での生き抜きにも、慣れつつあった……



山から降りて来て、もう早くも二年が過ぎようとしていた。


高等部最終学年…ここで、この学園の面白いところがある!



クラスを成績順にすることだ!


そして出席番号も…成績順…とてもわかりやすいが、ある意味残酷かもしれない………



そこで私は、A組の1番を取ることができた!



ここから、私の夢への第一歩が始まるかもしれない……



期待で胸がいっぱいだった。