私の生まれ育った町はとっても田舎で、自慢と言えば、澄んだ空気・綺麗な緑・天気の良い日の抜けるような青い空に、夜になって見える満天の星空…。



私は、小学生の頃から、一人で夜家を抜け出しての横にある丘に通ってた…。



月明かりの下、緑の草の上に横たわり、独人で空を見上げると、そこにはまるで宝石箱をひっくり返したように、光り輝く宝石達…。



そのまましばらく横たわっていると、私は暗い夜の空に散らばる宝石に包まれる…そんな錯覚をおこす。



そんな小さな幸せが、田舎に住む私の子供の頃からの唯一の心の中だけの自慢だ!