僕らの恋がはじまるまで

「ふぅ~」と思わず息を吐いた。



特に何も真波くんに突っ込まれなくてよかった。



もしも、どもってしまったこととかに突っ込まれたりしたら絶対やばかったと思う。



もうわたしもわたしでいつも以上に意識しすぎだよ。



あれは夢なの!現実じゃないの!!



何度も同じことを呪文のように唱えて自分の中で思い込ませる。



でもあんな幸せな夢を見れたからか、今日の自分は妙に浮かれてる気がする。



夢に好きな人が出てくるなんて早々ないしね。



今日は何かいいことが他にもあるかも。



だけど、こんな風に浮かれてられたのはこの瞬間だけだった。