「返事は?」
「わたしも……わたしも真波くんが大好きだよ」
きっとわたしの顔、すっごい真っ赤になってると思う。
でも恥ずかしいけど、こんなに間近で真波くんが笑いかけてくれるなら我慢できる。
「そしたら今度こそ俺の名前呼べるでしょ?」
「え……」
((なんか真波くんって言うと自分の名前呼んでるみたいで恥ずかしい))
((じゃあ翔って呼ぶ?))
あ、もしかして最初に知り合った時のこと言ってるの?
「早く呼んで」
いたずらな笑みでわたしを急かす彼。
「翔、大好きだよ」
―――夢って人に話さない方が正夢になるのかもしれません。
Fin

