夢見のさだめ

「ベッドの上からごめんなさい」

「いえ! お気になさらないで下さい」

「ありがとうございます。 どうぞ、御掛けになって」



ランスロット王子とベッドの傍のソファーに腰かけた。


暫くするとメイドさんがお茶を用意しに来てくれて、用意が終わるとすぐさま部屋を出て行った。



「アイリス様、お体の具合は如何ですか?」

「もうだいぶいいの。 それなのに中々部屋から出してもらえないのよ?」

「まだ万全とは言えないだろう? もう少し安静にしていないといけないよ」

「ランスロットお兄様はいつもこう言うの。 心配してくれるのは嬉しいけど、少し過保護だと思わない?」



アイリス様の言葉に肩を落としシュンっとするランスロット王子。


本当に可愛くてしかたがないんだろう。



「今は我慢なさって、元気になられたら、うんと我儘を言ってみればいいんじゃありません?」

「それもいいかもしれないわね!」

「ちょっ__エヴァ!」