夢見のさだめ

アイリス様の声は弾んでいた。


それだけでランスロット王子の事が大好きなんだと伝わってきた。


扉を開け、ランスロット王子が先に部屋の中へ入っていった。


うわー……緊張する。



「友人を連れて来たんだ。 部屋へ入ってもらってもいいかな?」



扉の隙間から聞こえる声。


アイリス様の顔が見えないからちょっと不安。


嫌な顔されてないといいんだけど……。



「連れてきて下さったの!? 是非お会いしたいわ!」



明るい声にホッとした。


少しだけ肩の力が抜けた。



「エヴァ」

「は、はい!」