夢見のさだめ

「ご、ごめんなさい……」

「……ごめんじゃ分からないよ」

「最初は本当に知らなかったの。 ドミニク王子のちゃんとした目的も知らなかったし……ただランスロット王子の様子を変えたいって……その為に私を使って楽しみたいって言われて……今でもその意味は分からないんだけど……」



自分でも何て言えばいいのか分かんない。


こんな説明で伝わったかな?


ランスロット王子が溜息をつき、泣きそうになった。


勝手に共犯にされたとはいえ、ランスロット王子に何も言わなかったのは私。


これはドミニク王子だけのせいじゃない。



「何となくドミニクの意図は分かったよ。 エヴァ、家の事に巻き込んでごめん」



申し訳なさそうに微笑むランスロット王子に、首を横に振った。



「ドミニク、君は王位がほしいの?」



その言葉に、一気に空気が張りつめた。


上手く、息が出来ないくらい重い雰囲気。