夢見のさだめ

私はお邪魔むしになるだろうから、乗馬をする時が来たとすれば、ジーナが教えられるくらい上達した時だろう。



「ドミニク王子へご挨拶は済ませたの?」

「いやぁ……まだ、なんですけど……」

「まぁ、あの状況だとご挨拶に行くのはかなり勇気がいるよね」



学校では見慣れてる光景だけど、場所が違うからか、群れの迫力が半端ない。


私としてはドミニク王子よりランスロット王子のところへご挨拶に行きたいけど、それも勇気がいる感じで、足が思う様に動かない。



「私は他の方々にご挨拶に行ってくるよ。 せっかくだから、エヴァも楽しんで」

「はい、ありがとうございます」



マッケンジーさんはジーナの彼という認識なだけで、仲が良い訳ではないけど、それでもこういう時は居てくれると助かる。


そう思うからか、また一人になってどうしていいのか分からなくなった。


美味しそうな料理も並んでるけど、食欲がわかない。


っというか、誘った張本人が声もかけてこないってどういう事?


王子様ですから、挨拶回りが大変なのは分かりますけどね、「大丈夫か」の一言くらいあってもいいんじゃないんですかね!!