「りっ、リノさんですっ!」
シーンと静まり返る倉庫
誰もが目を見開き驚いている
リノさんがいなくなって、一緒にいたミオさんでさえ、リノさんの居場所がわからなかった
そんななか、まさかリノさんと連絡をとってる奴がいるなんて皆も驚いただろう
他の族の力をかりて探しても見つからなかったリノさん。
それもそのはず、リノさんはここをでていってすぐ海外にたった
前々から親戚の人によばれていて、今はその人と一緒に暮らしていると聞いた
そして今日…
リノさんは日本に、この町に帰ってきている
聞いたところ、二日間しかこっちにいないと言っていた
「どこだ…、リノはどこにいる…。」
苦しそうに顔を歪める総長
総長はリノさんがいなくなって、ほんとに見ていられないほどグレていた
売られた喧嘩は全て買い、時には自分から手を出していた時もあった
それほどまでに、総長にとってリノさんは
唯一無二の存在だった。
半年前までは、リノさんの捜索もやっていたものの、今ではそれも時間の無駄ということになり捜索はしていない
けど、総長は時々1日外に出ると5日も帰ってこない時があった。
多分、リノさんを探しに行っていたと思う。

