魔女に恋した王獣




「あっ、そろそろ時間だからいくね…」


  ジンに背中を向けて歩きだす

「リノ…」


  涙が出そうになるのをこらえ、ゆっくりと振り向く

「何時にかえってくる…」


  ごめん、ジン

 ごめんね…  

「すぐ帰ってくる…。」


  もう二度とここに戻ることはない
  もう二度と貴方に触れることはない
  もう二度と貴方に…会うことはない



「いってくる…」


「あぁ…。」


「バイバイ…」


  さようならジン…

 
 貴方と出会えてよかった…。

 貴方を愛せてよかった…。