私の周りの馬鹿な奴らの物語

『面白かったねー!』



「続ききになる!!」


あたしと葵は学校の事をかき消すように遊んだ。
やっぱし葵といると落ち着く。



今日はいっぱい助けられた。
うんん。いつも助けられてる。



あたしは葵を離せない。
どんどん離れたくなってる。もし、葵を失ったらと考えるだけで寒気がする。


「じゃあ私帰るね。」



『うん。また明日ね。』



バイバイ。そう言って葵は家をでた。


葵がいなくなると部屋はシーンとして寂しくなる。さっきまであんなに楽しかったのに。


寂しい……。